戦争の記憶 2015 8 29
2015年8月26日の産経ニュースWeb版では、このような記事がありました。
中国・新華社、天皇陛下に謝罪を要求 「昭和天皇が戦争指揮」
（引用、以上）
多くの中国人が、このような感情を持つことは自然なことです。
戦争に負けた悔しさや恨みは、そう簡単に消えるものではなく、
永続するものだからです。
日本軍に中国奥地まで攻め込まれ、
しかも、1945年8月の時点では、
中国大陸に日本陸軍の精鋭部隊が100万人以上駐留していたのです。
これでは、多くの中国人が、
「中国は、戦争に負けた」と思っても、仕方ないことです。
だからこそ、戦後70年経っても、
中国人は、戦争に負けた悔しさや恨みを忘れることはできないのです。
そういうわけで、日本に謝罪を要求するのは、自然なことです。
人間というものは、負けた悔しさは、いつまでも続くのです。
一方、日本に圧勝したアメリカは、
勝者の自覚があるので、
戦後日本の復興に多大な援助を行うことになったのです。
さらに、為替レートも、日本に有利なレートに設定した上に長期間固定しました。
これで、日本を復興させたのです。